“映画祭ってどんなもの? 行ってみたいけど、敷居が高そう…。そんな印象もありますよね。というわけで、7月18日から9日間にわたり開催された「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015」を訪問。映画祭の魅力を探ってみました。

いざ、突撃ー!

メインビジュアル

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」の“D”はデジタルの略。本映画祭はデジタルで撮影・制作された作品のみにフォーカスした国際コンペティション映画祭。2004年に誕生し、今年で12回目を迎え、今回はなんと74の国と地域から684作品の応募があったとか! 若手映像クリエイターの登竜門としても、世界的にも大注目を集めている映画祭です。

川口駅

開催地となるのは、埼玉県川口市にある映像施設“SKIPシティ”。 バス おっと、埼玉県!?と思いきや、東京駅から川口駅までは京浜東北線で30分というアクセスの良さ。意外や意外、川口って近かったんだ!新鮮な気持ちを抱えながら、川口駅に到着。映画祭期間中は、川口駅から会場まで無料の直行バスがあるというから早速、乗り込んでみることに。海外からと見受けられる方も多く、「おお、さすが国際映画祭!」とテンションも上がります。

会場写真

映画祭初日。7月18日のメインイベントは、オープニング・セレモニー。賞レースを競う監督たちも会場に集まり、熱気はムンムン。

オープニング

会場ではボランティアのスタッフの方が「いらっしゃいませ!」との気持ちの良い声掛け&笑顔とともに迎えてくれました。 グッズ 川口市長も「オープニング以来、こんなに大勢の人が来ているのは初めて」と驚いていましたが、年々、盛り上がりを見せている様子。審査員やノミネート監督が一堂に集ったステージを見ると、「これから映画祭が始まるんだな!」とワクワクしてきますっ。

『鉄の子』

その後、オープニング作品『鉄の子』の上映が行われました。若手映像クリエイターの発掘・育成支援に取り組んできた本映画祭実行委員会が初めて主体となって完成した記念すべき第一作。過去に本映画祭ノミネート経験もある期待の新鋭・福山功起監督が地元川口を舞台に“家族のあり方“を繊細に描いた力作です

上映の前には舞台挨拶も行われ、監督はじめ出演されている田畑智子さん、ぺジョンミョンさん、佐藤大志くん、舞優ちゃん、さらに本作で俳優にチャレンジしたスギちゃんもノースリのデニム&裸足で登壇!

『鉄の子』舞台挨拶

田畑さん、キレイ!子役ちゃん、かわいい!そしてそして、スギちゃんは「普段、長袖を着ないのに着せられたのが大変でした。暑かったです」とスギちゃん節をお見舞いし、会場も大爆笑です。

地元・川口でロケをしたとあって、地元の方にはなじみの場所も多数登場。上映後には、涙ぐんでいる人も見受けられ、観客と一緒に映画を見ていた監督、出演者の方々に温かな拍手が贈られるなど、製作陣と観客の心の交流に感動。胸がジーンと熱くなっちゃいました!

盆踊り

華々しく開幕した「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015」ですが、お楽しみは映画の上映だけではありません! 出店 7月20日の海の日には、盆踊りが行われ、大にぎわい! 綿菓子、かき氷、ヨーヨー、生ビールなどの夜店もズラリと並び、チビッコたちも駆けつけてのお祭り騒ぎとなりました。

野外上映

そのほか、19、20、21日と三夜連続で行われた「野外上映会」もファミリーに大人気。なんでも本映画祭の関連イベントで一番のにぎわいを見せるのが、この「野外上映会」なのだそう。夏の夜風に当たりながら映画を見るのが、こんなに気持ちいいとは!

「忍たま乱太郎」、「Happiness is: スヌーピーと幸せのブランケット」「アイアン・ジャイアント」という夏休みに突入したチビッコたちにピッタリのラインナップで、それぞれがきっと忘れがたい一夏の思い出になったに違いありません。しかも、こちらはなんと無料! タダで楽しめる上映会なんです! この気軽さも、人気の大きな理由かもしれませんね。

お祭りに遊びに来たら、素敵な映画に出会えた。映画を見に来たら、お祭りも楽しめた。そんなうれしい発見があるのも、映画祭の魅力ですね。【取材・文/成田おり枝】

後半に続く)