7月18日から9日間に渡り開催された「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015」 。映画祭の後半戦も、バラエティに富んだイベント満載でますますの盛り上がりを見せます!

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さっそくレポート後編スタート!

賞を競うコンペティション部門にも、2014年からアニメーション部門が追加されるなど、アニメにも力を入れている本映画祭。 ガリガリ君 長編アニメーション上映企画として、7月24日には埼玉県が生んだスーパースター、しんちゃんが登場する『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』の上映が行われました。いやあ、この日も暑かった…!というわけで、会場ではガリガリ君などキャラクター勢がアイスのサービス!子どもたちもはしゃぎまくりですっ。

『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』

夏休み期間中の上映とあって、劇場は親子連れで大にぎわい。しんちゃんの活躍に大きな笑顔がこぼれていました。そして上映後には、なんと原恵一監督がトークショーに登壇!映画が終わって興奮冷めやらぬ観客を前に、しんちゃんの映画シリーズに関する製作秘話や、アニメーション監督になった経緯などを明かしてくれました。

トークショー なかでも興味深かったのが、「大人も子供も衝撃を受けるようなエンディングにしたかった」との言葉。『クレヨンしんちゃん』に込められたチャレンジ精神が、本シリーズの人気の秘訣なのだとひしひしと感じることができました。

日本が世界に誇るアニメーション作家のお一人から、たっぷりとお話を聞けるとあって、大人はもちろん、子どもたちにとっても貴重な機会となった様子。「面白かったー!」と瞳をキラキラとさせながら劇場を後にしていました。こういったトークショーをきっかけに、アニメーション製作に興味を持つ子どもたちが増えるかもしれないと思うと、こんなに素敵なことはありませんね!

(トークショーについてはコチラのニュースもチェック!)

ベーゴマ教室

もちろん、映画上映以外のイベントも満載! 子どもたちが興味津々で参加していたのが、「ベーゴマ教室」 ベーゴマ教室2 初めて目にするベーゴマに戸惑っている子どもの姿も見られましたが、指導員の方が詳しく遊び方を伝授。上手くまわせるようになるとあちこちから歓声が上がるなど、古き良き日本の遊びを楽しんでいました。

エイサー祭り

そしてとりわけ華やかだったのが、今年初めての取り組みとして7月25日に行われた「宮古島エイサー祭り」 エイサー祭り2 迫力あるエイサーの踊り、三線と太鼓の音色など南国ムードたっぷりのお祭り騒ぎに、会場も大喜び。お父さんたちは生ビールや泡盛を片手に、沖縄気分を満喫。特別な一夜に、まさに“酔い”しれていました。みなさんノリノリ!うーん、楽しい! 超気持ち良い!

クロージング

連日、コンペティションを競う映画の上映や各イベントでにぎわいを見せた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015」もいよいよ閉幕…。最終日7月26日にはクロージング・セレモニーが開催され、最優秀作品賞ほか各賞が発表されました。監督陣もかけつけたセレモニー。「一体、どの作品が受賞するのか?」とドキドキ&ワクワクです!

受賞式

八木信忠総合プロデューサーも「こんなに暑い映画祭は初めて」というほどの猛暑に見舞われた今回の映画祭。 受賞式2 意欲的でクオリティの高い作品が集い、各賞の審査も白熱したそう。緊張感が漂う中、続々と受賞結果が発表され、これまでの苦労や周囲への感謝を思い出して涙する監督も! 作り手の熱意、新たな才能を待ちわびる映画祭。双方の思いがぶつかり合ったセレモニーはとても感動的なものとなりました。

<受賞結果>

★長編コンペティション部門

  • 最優秀作品賞:
    『ビヘイビア』(エルネスト・ダラナス・セラーノ監督)
  • 監督賞:
    『絶え間ない悲しみ』(ホルヘ・ペレス・ソラーノ監督)
  • 脚本賞:
    『君だってかわいくないよ』(マーク・ヌーナン監督)
  • SKIPシティアワード:
    『あした生きるという旅』(内田英恵監督)

★短編コンペティション部門

  • 最優秀作品賞:
    『わたしはアーティスト』(藪下雷太監督)
  • 奨励賞:
    『オンディーヌの呪い』(甲斐さやか監督)/『空っぽの渦』(湯浅典子監督)

★アニメーションコンペティション部門

  • 最優秀作品賞:
    『夢かもしれない話』(朴美玲監督)
  • 奨励賞:
    『女生徒』(塚原重義監督)/『息ができない』(木畠彩矢香監督)
  • 審査員特別賞:
    『幕』(水尻自子監督)

受賞者のコメントなど詳細はコチラ

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数々の映画、そして映画を通したたくさんの出会いに思いを馳せ、「終わってしまったな…」とさみしく思っていましたが、これはまた来年が楽しみになってきました! 「来年も覗きに来よう」と期待に胸を膨らませながら、清々しい気持ちでバスに乗り込みました。地元密着型の温かな映画祭、「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」。未体験の方はぜひ来年、足を運んでみては?【取材・文/成田おり枝】